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橋本関雪 嵐山会場 後期

美術展
「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画」
先日は、
東山会場の後期を訪れましたが
今日は、
嵐山会場の後期に行ってきました。

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嵐山会場は、
福田美術館と嵯峨嵐山文華館。

どちらの会場もまあまあの人出ですが、困るほどではなく、かなり落ち着いてマイペースで鑑賞することができました。
(記載した状況は、あくまでも私が入館していたときの様子。)


まずは福田美術館。

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福田美術館の館内カフェはお気に入りなので、やっぱり入ってしまう。展示室に入る前に早めの昼食をとるのさ。

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さて
展示室。

大きいサイズの作品が多く見応えは大きい。展示室に入った瞬間に「オッ」と思うような作品も。もちろん小ぶりな作品も味があります。

東山会場では猿が描かれた作品の中でも特に有名な「玄猿」が展示されていますが、福田美術館の後期でも猿が描かれた他の作品が数点あります。こちらの猿も味があります。

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パノラマギャラリーと名づけられた部屋で展示される「至近距離で観る関雪の技」というコーナーでは、ガラスケースなしで作品が間近に。
(このコーナーは前期にもありましたが、まだ当ブログで紹介していなかったので。)


次に嵯峨嵐山文華館。

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こちらは、サイズの大きい作品は少ないですが、別の意味で見応えがあります。関雪の技術やセンスなどの多様性を感じることができる作品群。たとえばマンガ的な表現の作品など。

2つの施設でそれぞれ異なる魅力を分担しているのだと思われます。嵐山会場は2ヶ所ですが、両方に入っておく価値はやはりあります。

私は東山会場と嵐山会場を別々の日に訪れましたが、時間があれば1日で両方をまわることも可能な距離と思われます。

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「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画」
嵐山会場(福田美術館&嵯峨嵐山文華館)
東山会場(白沙村荘橋本関雪記念館)
どちらの会場も共に7月3日まで。

橋本関雪 東山会場 後期

今、開催中の美術展
「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画」
の東山会場である白沙村荘橋本関雪記念館へ再び行ってきました。

今回は後期の展示となります。

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この施設は関雪が手がけた庭園を散策することも鑑賞コースに含まれているので、今回も庭園を楽しみました。場内は人が多くなく落ちついて鑑賞できる程度の人出。
(記載した人出の状況は、あくまでも私が訪れたときの様子。)

この庭園は、石原裕次郎さんと宇野重吉さんがCM撮影で1976年に訪れていたんですね。そのときのポスターが庭園内に飾ってありました。
(下の写真)

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東山会場の後期の注目の1つは、猿が描かれた作品群の中でも特に有名な、東京藝術大学所蔵の「玄猿」が展示されること。サイズが大きい作品であることもありますが、実物を観ると猿が描かれた他の作品より人気がある理由が分かります。

衆議院にある「香妃戎装」は、前期で嵐山会場の展示、後期で東山会場の展示です。この作品が美術館に貸し出されるのは珍しいことらしい。

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上の写真は庭園内にて。

普段は白沙村荘橋本関雪記念館での作品の撮影は禁止ですが、今回の美術展は「玄猿」を含めて撮影OKの作品が多い。もちろん、展示室での撮影はガラスの写り込みがあるので、図録のほうが良いショットかも。
(撮影禁止の作品が数点あるので、ご注意ください。)

白沙村荘橋本関雪記念館の敷地内にある美術館は、大きい建物ではないので、展示される作品は20点くらい。展示数が少ないのは、サイズの大きい作品が多い為でもあるので、見応えは大きい。しかも今は全国から作品が集められているので、ぜひご興味ある方は、この美術展開催中にも訪れておくことをオススメいたします。

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上の写真も庭園内にて。

白沙村荘橋本関雪記念館の近くにあるバス停「銀閣寺道」へのルートは、何通りもありますが、今回の私は岡崎公園の京都国立近代美術館前にあるバス停「岡崎公園美術館」から5系バスで「銀閣寺道」へ行くルートを選択。バスで移動する距離を長くしたほうが移動のトータル料金が安いかもしれませんが、私は馴染みのある岡崎公園からバスに乗りたかったので、そうしました。初めて関雪記念館へ行かれる方は、前もって自分にあうルートを調べておくことをオススメいたします。

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「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画」
東山会場(白沙村荘橋本関雪記念館)
嵐山会場(福田美術館&嵯峨嵐山文華館)
どちらの会場も共に7月3日まで。

東山会場の前期の当ブログ記事は、こちら。

嵐山会場の前期の当ブログ記事は、こちら。

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上の写真は、白沙村荘橋本関雪記念館の敷地内の美術館の2階テラスから庭園を撮った写真。後方に見える山は五山送り火の大文字山ですね。

ちなみに
哲学の道にある桜並木は、関雪桜と言われています。関雪が画家として大成した際、苦しい時代を支えてくれた京都の人々への恩返しとして1921年に約300本の桜が植樹されたそうです。私は関雪桜という名称の由来を詳しくは知らなかったのですが、関雪桜の解説を書いた石碑が、関雪記念館から近い場所の哲学の道わきに設置されているのを見つけたので、ここで紹介しておきます。

では、
近いうちに同展の嵐山会場の後期へも訪れようと思います。

荒木経惟 花人生展 / 何必館

よーじや祇園本店のお隣、
何必館・京都現代美術館で開催中の
「 荒木経惟 花人生展 」
へ行ってきました。

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アラーキーこと荒木経惟さんが花を撮った写真を展示。

妖しい色を放つ花、腐敗の直前の花など、インパクトの高い作品群に圧倒される。

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上の写真は絵葉書を撮影。

写真や絵画などの鑑賞が好きな方は、刺激的な時間をすごすことができると思います。

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何必館・京都現代美術館
「 荒木経惟 花人生展 」
は、7月23日まで。

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さて、
何必館・京都現代美術館は5階に日本的な中庭があります。以前ここに来た時は雨でしたが、晴れの日に来たら、また違った印象。ここは建物の空間も楽しめる施設ですね。

二条城障壁画 展示収蔵館

昨日(5/14)、京都国際写真祭を訪れる為、二条城へ行ってきたことを当ブログに記載しました。

そのときに
写真祭の会場だけでなく
二条城障壁画 展示収蔵館
にも入ってきました。

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上の写真が二条城障壁画 展示収蔵館。

二条城障壁画 展示収蔵館は、二の丸御殿障壁画(重要文化財)を保存、公開するための施設。二条城の敷地内にあり、二条城の入場料とは別に100円が必要。ここで公開できる障壁画は、平均30面で、年4回ほど展示を入れ替えるそうです。

私が入館した時は、混んでいなくて、かなり余裕を持って鑑賞できる感じ。欧米の人の割合が多かった。
( 記載した状況は、あくまでも私が入館していた頃の様子。)

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展示室では壁3面の展示面が来場者を取り囲む形となります。部屋の中央には畳を敷いた小上がりがあり、その上に座ると、当時の視線の高さで障壁画を鑑賞できるとのこと。

私は、その畳の上に座ってみましたが、畳に上がる人は少ないように思えました。なんか良いな、と思えましたけれどね。
( 畳に上がる人が少なかったのは、私が入館した頃、欧米の人が多かったせいもあると思う。)

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現在は令和5年度春期として
「花の回廊〜黒書院 牡丹の間の障壁画〜」
を6月18日まで展示中。

PARALLEL WORLD / 京都国際写真祭2023

KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2023
で開催される写真展の1つ、
「高木由利子 PARALLEL WORLD」
へ行ってきました。

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会場は、二条城の敷地内の建物。

高木由利子さんは、グラフィックデザインとファッションデザインを学び、ファッションデザイナーとして活動していた方だそうです。

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2つのシリーズをパラレルに展示していて、その1つは、日常的に民族衣装を着ている人達を12カ国で撮影したプロジェクト。もう1つは、80年代から現代までのファッションを撮影したシリーズ。

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上の写真に写る特大サイズの展示品の裏を撮ったものが、下の写真。なるほど、ここまで大きいパネルは、障子みたいになるのね。

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日本とは文化も気候も違う人たちの民族衣装は、私から見たら異質に思える。民族衣装を装った写真群とオートクチュールを装った写真群がランダムに展開して、とても刺激ある写真展になっています。

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今日(5/14)は、写真祭の最終日。

今日は開場時刻に入れるよう早い時刻に訪れたのですが、後で写真祭のウエブサイトを見ると「混雑」という表示が出ている会場も多かった。最終日の午後に駆け込むように来る人も多かったのかな? 早めの時刻に訪れて正解だったかも?

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写真祭は15のイベントが18の会場で行われていたのですが、私は14の会場に入っていたんですな。もう少し頑張ると全ての会場に入れたかも?

今日は1会場に入っただけなので、あまり歩いていません。しかし、多くの会場は洛中ど真ん中と言える烏丸三条の界隈にあるので、そこを歩いて回ることになり、それも魅力の1つかも。さすが洛中ど真ん中、新しいものと古いものが混在していて、とても京都らしい雰囲気。そんな場所を歩き回るのは、やはり気持ち良いのさ。

名残惜しいですが、今年度の京都国際写真祭も終わりです。各会場に様々な面白い刺激があり、こりゃ来年の開催も期待ですよ。

KYOTOGRAPHIE 2023 追記

先日、当ブログに
KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2023
へ行ってきたことを書きましたが、
少し追記。

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上の写真は、インフォメーション町家となっている八竹庵(旧川崎家住宅)で開催中の松村和彦さんの写真展。テーマは認知症。京都の古い家屋に入場できることも京都国際写真祭の魅力の1つですが、作品が面白い展示方法になっていることも多い。

帯匠の老舗、誉田屋源兵衛の京町家で開催されている、石内都さんと頭山ゆう紀さんの二人展「透過する窓辺」で展示されていたもの中で、ドキっとしたのが下の作品。

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赤い着物の写真を見上げる場所に展示。「コワっ」と思ってしまいましたが、他の来場者からも「コワっ」という声が漏れていました。これは、身近な女性の死というテーマの作品の1つです。いろいろと考えさせられる企画です。

上記した会場もそうですが、普段は立ち入ることができない場所が展示室に選ばれている会場もあります。その1つが京都文化博物館の別館(旧日本銀行京都支店)の2階。(普段は1階にしか入れない。) 下の写真は、2階から1階を見下ろした景色。

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左側に写る青い仕切り壁がある所が1階の展示室。ここで開催中のマベル・ポブレットの写真展は、5月3日の当ブログで紹介しましたが、面白い展示品が多い。

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上の写真は、くろちく万蔵ビル。ここの2階でパオロ・ウッズ&アルノー・ロベールの写真展を開催中。薬と幸せをテーマにした企画ですが「薬で幸せになれるのか?」または「薬は幸せになれるよう思えるだけ?」ということを考えさせられる写真展で、内容は衝撃的。

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世界倉庫で開催中のデニス・モリスの写真展は、移民の生活を追体験する企画ですが、ご家庭のような部屋(上の写真)が再現されています。来場者にポートレートを撮ってもらうことが目的のスペースなので、ソファーに座ったりすることができます。

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上の写真は、伊藤佑・町家跡地で開催中のインマ・バレッロのインスタレーション・アート。陶磁器の破片が敷き詰められています。端っこには映像作品を表示するモニターも設置されていますが、基本的には立体作品を鑑賞するスペースらしい。これも写真祭のイベントの1つなんですねぇ。

まだまだ面白いことが、いろいろあったんですが、このへんで。

開催は残り1週間ほどになりましたが、どの会場も良い刺激があると思います。

KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2023
は、5月14日まで。

藤田嗣治展 / 山王美術館

大阪の山王美術館で開催中の
「渡仏から110年 藤田嗣治展」
へ行ってきました。

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山王美術館へは初めて訪れます。山王美術館といえばホテルの中で開館している美術館と聞いていましたが、なんと、去年(2022年)独立した建物に移転していたそうです。

下の写真の中央の建物が山王美術館。5階建てビルで、受付は1階。3階から5階の3フロアが展示室です。

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もよりの駅はJR環状線・京橋駅。京橋駅と美術館の間に川がありますが、京橋駅の西口から続く連絡通路(下の写真)を渡れば、すぐです。

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下の写真が、美術館の建物の入り口。

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館内でカフェは営業していませんが、物販コーナーの奥に長椅子があり、無料のコーヒーをセルフで入れて飲むことができます。

さて、本題。

今回の美術展は、藤田嗣治の作品54点が展示されていますが、全て山王美術館のコレクションだそうです。渡仏前に描かれた初公開の作品も展示されています。

初期の作品に焦点をあて、藤田の画風確立の変遷をたどる回顧展だそうですが、戦後に描かれた作品も展示。展示物の約半数が戦後の作品となります。

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戦後に描かれた子供像は、現実の人間ではないような独特の味があって私は以前から興味をもっているのですが、子供像は多めにコレクションされています。下の写真は、絵葉書の中から2点の子供像を撮影。

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絵葉書の物販は子供像が多めのラインナップとなっています。もしかして子供像を注目している人が多いのか?

私は「室内(アトリエ)」という作品が気に入りました。こういう作品は、ながながと観てしまいます。下の写真は「室内(アトリエ)」の絵葉書。

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展示順路には「戦時下のなかで」と題されたコーナーもありますが、戦争画の展示はありません。しかし、キャリアのほぼ全てに近いようなラインナップなので、注目の美術展かも。

山王美術館
「渡仏から110年 藤田嗣治展」
は、7月31日まで。

KYOTOGRAPHIE 2023

KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2023
に行ってきました。
といっても、
全ての会場を回ってきたわけではありませんが。

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写真祭の各会場は、烏丸通の界隈に多くが集中しているので、そのあたりを歩いて回ってきました。上の写真はインフォメーション町家となっている八竹庵(旧川崎家住宅)。ここはチケットの販売や案内などが行われています。

各展共通券のパスポートチケットは、他の有料会場でも入手できますが、インフォメーション町家の建物で行われている写真展もあるので、とりあえず最初は、ここに入ってみました。

今年のテーマは「BORDER=境界線」。不可視なBORDERというものを可視化することに挑戦。認知症、身近な人の死、移民たちの生活、幸せと薬、伝統文化の継承、などなど深い内容の写真展が多い。しかし、作品として単純に制作技術などを想像しながら楽しめるものも多い。

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上の写真は、京都文化博物館の別館(旧日本銀行京都支店)で開催中のマベル・ポブレットの作品。ピラミッド状に折りまげた、いくつもの写真を並べて大きい写真作品に仕上げています。(このように、場内の撮影が可能な会場も少なくない。) マベル・ポブレットは他にも面白いインスタレーション作品を展示。

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上の写真は、ロジャー・エーベルハルトの作品を展示中の嶋臺(しまだい)ギャラリー。写真がプリントされたコーヒーフレッシュの蓋を高解像度のカメラを使用して超クローズアップした作品を展示。インクのドットが拡大されて独特な作品になっている。

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上の写真は、藤井大丸ブラックストレージ。ここではボリス・ミハイロフの「Yesterday's Sandwich」という作品を上映中。「Yesterday's Sandwich」は、2枚のスライドフィルムが偶然にくっついたことから生まれた幻想的な写真を次々とスクリーンに上映する作品。来場者はソファーに座って、スピーカーから流れるピンク・フロイドのアルバム・狂気を聴きながら鑑賞します。狂気は全曲が流れるわけではありませんが、ある程度の音量でスピーカーから流れる狂気を聴くのは嬉しかったりします。

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上の写真は、世界倉庫で開催中のデニス・モリスの写真展。デニス・モリスは、ボブ・マーリーのライヴ・ツアーにも同行したことがある写真家。


いくつか抜粋して紹介しましたが、他の会場も興味深い内容です。

KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2023
は、5月14日まで。

普段は内部が公開されていない建物が、展示場所に選ばれている会場もあり、そこに入れる事も京都国際写真祭の魅力の1つかも。下の写真は、帯匠の老舗の京町家、誉田屋源兵衛の中で私が撮った写真。誉田屋源兵衛の広い京町家の中で2つの写真展が開催中。

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古い建物が展示室になった会場も多いですが、古い建物は階段が急な場合が多いので、ご注意ください。

橋本関雪 生誕140周年 / 東山会場

昨日(4/28)は
今、開催中の美術展
「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画」
の東山会場へ行ってきました。

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3館の共同開催となりますが、今回は東山会場である白沙村荘 橋本関雪記念館へ行ってきました。(上の写真は、この施設の入場口。)

この美術展の嵐山会場へ行ってきたときの当ブログ記事は、こちら。

白沙村荘 橋本関雪記念館は、橋本関雪が自身のアトリエとして造営した邸宅を公開する施設。敷地内には、美術館もあります。来場者は橋本関雪の庭園を歩いて見学して、最後に美術館の建物に辿り着くというコースをめぐることになります。

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もよりのバス停は銀閣寺道となります。白沙村荘橋本関雪記念館のウエブサイトには、JR京都駅、または阪急河原町駅、または京阪出町柳駅からバスに乗り換えることが紹介されています。バス停・銀閣寺道から銀閣寺方面に少し歩くと右手に白沙村荘橋本関雪記念館が見えます。(バス停・銀閣寺道の近くにある交差点の京都銀行銀閣寺支店の壁面に白沙村荘橋本関雪記念館の場所の分かる地図が貼ってありました。)

下の2点の写真は庭園を散策中に撮影。

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この日は平日のためか、庭園の散策中も美術館の鑑賞中も来場者がかなり少ないように思えました。(記載した状況は、あくまでも私が入館していたときの様子。)

通常は美術館の展示品は撮影禁止ですが、この美術展では出品者のご好意により一部を除いて撮影OK、という話を受付でお聞きしました。数点の撮影禁止の作品があるので、ご注意ください。(今は前期の期間中なので、後期の期間中の状況は不明です。)

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上の写真が、この敷地内にある美術館。

こちらの会場も関雪の多様な魅力に感動することができます。やはり嵐山会場も東山会場も両方を訪れることがオススメ。

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上の写真に写ったタペストリーにプリントされているのは、東京藝術大学所蔵の有名な「玄猿」ですね。「玄猿」の実物は、この東山会場の後期で展示される予定だそうです。前期の今は、猿が描かれた他の作品を展示中。もちろん猿以外の多様な作品も展示。


橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画

嵐山会場(福田美術館&嵯峨嵐山文華館)
前期は5月29日まで。
後期は5月31日〜7月3日。

東山会場(白沙村荘橋本関雪記念館)
前期は5月30日まで。
後期は6月1日〜7月3日。

下の写真は、庭園を眺めることができる美術館2階のテラス。

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白沙村荘橋本関雪記念館の美術館は大きい施設ではありませんが、関雪の庭園を歩いた後で美術館に入るコースは、とても気分よく楽しい。普段も関雪の作品を展示するコーナーがあるようですが、今は全国各地にある関雪作品が集められているので、訪れるのは、この美術展の開催中がオススメかも。

福田美術館を撮る

アメリカのニュース雑誌「TIME」が選出する「THE WORLD’S GREATEST PLACES」(世界の最も素晴らしい場所)の2023年版に京都が選ばれ、そのなかで京都市京セラ美術館と福田美術館が紹介されています。

先週は、京都市京セラ美術館を撮った写真をいくつか載せてみました。

なので、
今回は、福田美術館を撮った写真をいくつか載せておきます。


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写真は4月21日に福田美術館を訪れたときのものです。

では、また。

プロフィール

イケポん

Author:イケポん
絵と音楽が好きなイケポんのブログです。
イケポんのイラストを
下記リンクの
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で公開しています。ぜひどうぞ。

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