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異形のものたち : 絵画のなかの怪を読む

中野京子さんの新刊、
異形のものたち : 絵画のなかの「怪」を読む
を買ってきた。

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恐れ、または魅了され、描かざるをえなかった異形のもの。要は悪魔、天使、妖精などが描かれた絵画ですな。

はっきりと異形のものを描くだけではなく、ハンマースホイの室内を描いた絵画など、ただならぬ気配を感じる絵画も紹介されています。

中野京子さんは怖い絵で有名ですが、この本は怖い絵シリーズとはテイストが違うような? 同じような? 怖い絵シリーズ本や怖い絵展で紹介された絵画も含みます。これはこれで読むのが楽しみです。

そして、すべては迷宮へ

中野京子さんの今月の新刊、
「そして、すべては迷宮へ」
を買ってきた。

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初のエッセー集なんだそうである。新聞や雑誌に寄稿したエッセーを集めたもの。

第一章 絵を見る 絵を読む
第二章 人を知る 人を見る
第三章 本を読む 本を書く

いつもの絵画解説の本とは違う感じの内容があったり、いつもと同じ感じの内容もあったり、いろいろ。何が飛び出すか分からない楽しさもあります。

美術展に寄稿したエッセーも多いので、絵画に関する本のつもりで購入しても問題ないかも? 絵画がテーマの第一章だけで半分くらいのページを使っています。

絵画以外の話も面白い。ひとつひとつが短いので、ちょっとした時間に気軽に読める感じ。

運命の絵・なぜ、ままならない

中野京子さんの書籍を2冊購入。

「運命の絵 なぜ、ままならない」

「画家とモデル 宿命の出会い」

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「運命の絵 なぜ、ままならない」
は、先月発売された新作。中野京子さんの運命の絵シリーズ第3弾。

運命の絵というタイトルからは、中野京子さんの人気シリーズ「怖い絵」のようなテイストを想像してしまいますが、過去の運命の絵シリーズにはハッピーエンドと言えるような解説になっている絵画もあります。(もちろん怖いと言える運命もありました。) 今回は、どんな話が出てくるのでしょうか?

「画家とモデル 宿命の出会い」
は、
春頃に発売された書籍。名画に刻まれた画家とモデルの関係を解説。

久しぶりに中野京子節を楽しむことにする。



微笑みの美仏 円空

先日、このムック本を買った。
「微笑みの美仏 円空」

円空仏の写真をカラーで掲載。解説やコラムなど読み物も多い。

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円空に関する本は、いくつか出版されていますが、これは今年2月の発売なので、今は店頭でも見かけることが多く、手に入りやすい本だと思います。

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偉大なアーティストを私が何人か挙げる場合は、その時の気分で大きく変わったりしますが、岡本太郎、葛飾北斎、そして円空、この3人は必ず挙げます。なので、私にとっての3大アーティストは、この3人になるのかな。

円空は仏師なので、アーティストと呼んだら失礼にあたるのだろうか?
でも、円空の造形は素晴らしいですよね。

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円空仏は音楽に例えると、3つほどのコードと簡単なスケールだけで演奏する感じ。でも心を動かされる。簡単に真似は出来ない。
しかも、権威ある人の為には作品を作らない。

それって、ロックだろ !





ところで
このブログは美術館へ行くことなどを書くことが多いですが、例のウイルスの影響で来週くらいまでは臨時休館になっている美術館が多い。この騒動、来週までに治まるのだろうか?

報道では「ライヴハウス、カラオケボックス、などは注意」となっている。「美術鑑賞は大丈夫」という報道になっている場合もある。

確かに美術館に行くと広い広い部屋に数人ということも多い。

しかし、注目されている美術展が開催されている場合は、状況が一転。人出が多くなり人と人の距離が近い。

どーなるんやろ?

もっと知りたい「怖い絵」展

11月に発売された書籍、
もっと知りたい「怖い絵」展
を買ってきた。

2017年に話題となった、怖い絵展で展示された絵画を中野京子さんが解説する書籍。

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過去の書籍・怖い絵シリーズに収録されていない絵画が選ばれいているので、怖い絵シリーズの新作と思って読むのもアリかな。

ということは
表紙の「レディジェーングレイの処刑」の解説は収録されていないことになるが、「ロンドン塔、ジェーン、夏目漱石」というレディジェーングレイに関するコラムが載っています。(ただし、これ、怖い絵展の図録に収録されたコラムと同じ内容。)

私は当時、怖い絵展の兵庫展に開催期間の早い時期に行ったので、「人が多めかも?」という程度の状況で鑑賞できました。その後、中野京子さんの講演を聞くため再び訪れたら「怖いほど人が多い」みたいな感じになっていた。

凄い美術展でしたが、図録や展示場所にある短い解説よりも書籍・怖い絵シリーズに載っているようなボリュームの解説も読んでみたいと感じたので、嬉しい販売です。

ギュスターヴ・アドルフ・モッサの「彼女(エル)」の解説も載っています。怖い絵展には「彼女(エル)」を含むモッサ2点の作品が展示されていましたが、そのもう1点の解説も含む内容です。モッサは日本の美術書では語られることが、ほとんど無いそうで、私もその存在を怖い絵展で初めて知りました。モッサの解説が載っている、という意味でも貴重な書籍です。

日本の美術書では語られることが無いアーティストについての解説は、他にも有りますが、セザンヌの若い頃の作品の解説が載っていることも珍しい。

巻末の
「怖い絵」展のできるまで
という章は当時、NETのニュースなどに掲載するために中野京子さんが執筆されたものですが、興味深い内容なので書籍の一部となって再登場していただくのは嬉しい。

などなど、というわけで、見逃せない本です。


運命の絵・もう逃げられない

中野京子さんの本を買ってきた。

1月31日に発売された
「運命の絵・もう逃げられない」

数年前から出ていた
「橋をめぐる物語」

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「橋をめぐる物語」は、興味があったのですが、まだ買っていなかった。新発売の「運命の絵・もう逃げられない」を買いに行ったら「橋をめぐる物語」も置いてあったので、一緒に購入。

「運命の絵・もう逃げられない」は
本のタイトルから想像できるかもしれませんが、「怖い絵」が好きな方は気に入る内容。

「橋をめぐる物語」は
世界のいろいろな橋を紹介した本。表紙カバーはヤン・ファン・エイクの絵ですが、絵画の本ではありません。しかし、興味深い橋を興味深く紹介されていて面白い。

どちらも中野京子節をたっぷり楽しめる。



「運命の絵・もう逃げられない」のカバー絵は、マネの「フォリー・ベルジェールのバー」。

この「フォリー・ベルジェールのバー」は、印象派時代の絵画の中でも特に好きな絵です。数十年前、この絵が京都に来たときに観ることが出来ました。

今年、コートールド美術館展として「フォリー・ベルジェールのバー」が来日する。来年(2020年)には神戸に巡回するそうです。

ぜひ、この絵と再びお会いしたい。

特集コージー・パウエル改訂版

「レジェンダリー・ドラマー 特集コージー・パウエル(増補改訂版)」
を入手。

5年前に発売されたコージー・パウエルを特集したMOOK本の増補改訂版。



発売は2ヶ月ほど前なので、興味ある方は、すでに手に取っていると思われますが、素晴らしい内容ですね。

増補改訂版ですが、加えられた部分がかなり多く、以前の本を読んでいても読み応えの有る内容。

まだの方も、ぜひ。

Rainbow/LIVE TOUR IN JAPAN

シンコーミュージックのMOOK本
「 レインボー ライヴ・ツアー・イン・ジャパン 1976-1984 」
を読みました。

レインボーのMOOK本。去年(2017)末に出ていた本ですが、素晴らしい内容です。



最近は、MOOK本を全く買っていなかったのですが、この本は買うことに。

普通のMOOK本の数倍の厚さ。大規模な美術展の図録ですか?という感じの厚さに圧倒されますが、店頭で「チラッ」とページをめくるだけでも凄い内容であることが分かりました。

内容は、レインボーの来日公演に関する記録ですが、ほとんどのページが未発表のステージ写真で埋めつくされています。

「DOWN TO EARTH TOUR」に関しては、会場設置途中のステージを見渡す写真が多数。

ステージ後方の「虹のセット」や「目玉のセット」の状態が詳しく分かるショットは、予想していたより少ないですが、記載されているデータ と 圧倒的な写真の量は、最高に楽しめます。

レインボーが活動していた当時の自分に送りたい超感動な本。

レイのサバイバル日記

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 関連本、
「 レイのサバイバル日記 」
を読んだ。これ、おもしろい。



ジャクーでの生活を記したレイの日記という設定なので、手書き風フォントの文字とスケッチで作成されている。原書は「REY'S SURVIVAL GUIDE」という名称なので、英語の本と思われますが、日本版は日本語で書かれています。(遠い銀河は、英語でも日本語でも無いはずですが、その辺は気にしない。)

ジャクーでの生活、レイの住まいであるAT-ATの残骸、見つけた残骸などを手書き風に解説しています。ジャクーにある残骸は、旧3部作(4・5・6)で現役稼働していたものが多いので、当時からのファンには感慨深い内容。本の紙は表面が薄よごれた感じになっていますが、印刷で表現されたものと思われます。なので、よごれていても紙質は、しっかりした感じ。

巻末には
「この本は原書に基づき独自の訳を作成しているため、映画と異なる点があります」
と記載されているので、本編映画と合っていない部分も有ると思われます。
要するに、
細かい事を気にしないで楽しむ本。

映画の正確な設定などを記載した本では有りません。
なので、
「レイの判断では、こうです。」
みたいな感じで楽しむ本ですかね。

なんか魅力的な雰囲気の良い本です。

北斎と応為

葛飾北斎の娘、お栄さん(葛飾応為)の生涯を描いた書籍「北斎と応為」を買ってきました。(上下巻あり)

著者(カナダ人)は、調査などに5年をかけたそうですが、内容は歴史フィクションです。この日本語版が発売される2014年以前に英語、スペイン語、フランス語、ルーマニア語、ラトヴィア語版が出ています。フィクションですが、おもしろそうだったので。



去年(2014)神戸市立博物館で開催された「ボストン美術館浮世絵名品展・北斎」で、お栄さん作「三曲合奏図」が素晴らしい作品だったので、お栄さんに興味を持ちました。

お栄さんの生涯については、不明な部分も多く、現存する作品も少ないらしい。「現存する作品が少ないけれど人気がある」といえば、フェルメールが有名です。でも「フェルメールの大ファン」と同じくらい熱心な「お栄さんファン」が、いても不思議ではないレベルのアーティストである、と感じる。

歴史フィクション「北斎と応為」は、小説みたいな内容で、図版も有りません。なので、お栄さんの作品や図版を見たことの無い方には、アーティストとしての凄さは伝わらないかも知れません。しかし、北斎とお栄さんの時代に想いをはせるには、良い書籍かも。
( 何百年も前の人の人生を書く場合、完全なノン・フィクションは無理と思うので、これで良いんでないの? )

この本の存在は、酔人婆爺さんの掲示板で知りました。ありがとうございます。
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イケポん

Author:イケポん
絵と音楽が好きなイケポんのブログです。
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