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藤田嗣治展/京都国立近代美術館

京都で開催中の
「没後50年・藤田嗣治展」

「描かれた”わらい”と”こわい”展 - 春画・妖怪画の世界」
に行ってきました。

まずは
京都国立近代美術館の
「没後50年・藤田嗣治展」。

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開館の少し前に着きましたが、開館を待つ列が少し出来ていた。しかし開館すれば、あまり待つことなくチケット購入も会場入場も出来る程度でした。

近年は再評価の声が高い藤田嗣治。その為か、人は少し多いかな。しかし、マイペースで動ける程度。

(状況は、あくまでも10月27日の午前中の様子。)

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入場したら第1会場を最後まで1通り歩いた。開場直後だったこともあり、順路後半は人が居なかった。なので、そのまま第1会場の最後付近を独占状態で鑑賞。ちなみに第1会場の最後付近は、NHKの日曜美術館で大きく取り上げていた「アッツ島玉砕」があります。

その後、順路のスタート地点に戻り順路通りに鑑賞。順路的には第1会場の後が当展のグッズ売り場。そしてフロアを上がって第2会場に入ることになります。第2会場は、藤田嗣治がフランス国籍を取得したころ以降の作品展示で、当展の全体の5分1くらい。

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ほとんどが絵画作品の展示となりますが、映像作品の上映も有ります。藤田嗣治が監督した8分の映画「現代日本・子供編」を第1会場の液晶テレビで繰り返し再生。これ「貧しそうで国辱的」と批判された為、公開されなかったそうですが、現代の私の目には微笑ましい映像に思えてしまいます。

藤田嗣治の代名詞と言われている「乳白色の下地」による作品も多数展示されているので、おすすめ出来る美術展です。

京都国立近代美術館
「没後50年・藤田嗣治展」
は、12月16日まで。

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さて
京都国立近代美術館のコレクション展で開催中の内容を知らなかったのですが、嬉しい展示が。

なんとコレクション展では
「没後50年・マルセル・デュシャン特集」を開催中。
展示スペースは1部屋ですが興味深く鑑賞。美術史を代表する超問題作「泉」も複製品ですが展示。

コレクション展の「パリに集った芸術家たち」というコーナーでは藤田嗣治の作品も展示されているので、こちらもお見逃しなく。

現在のコレクション展の期限は藤田嗣治展と同じで12月16日までです。

その後は
細見美術館に移動して
「描かれた”わらい”と”こわい”展 - 春画・妖怪画の世界」へ。

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春画があるので18歳未満は入館不可なのさ。

恐怖と笑いが地続きで繋がる日本の絵巻や浮世絵を鑑賞する美術展。特に「笑い」を意識して鑑賞すると楽しい。

こちらも人が少し多めに思えたが、まあまあマイペースで鑑賞できる程度でした。(状況は、あくまでも10月27日の様子。)

入れ替えが4期あるので、全てに行くのは難しいかも。ちなみに私が行った日は1期。1期と2期、3期と4期で共通の作品が多いので、せめて3期か4期に再度の来場を。と思っているが。

細見美術館
「描かれた”わらい”と”こわい”展 - 春画・妖怪画の世界」
は、12月9日まで。
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