写真で観る美術作品・その3
美術展で撮影可能だった作品の写真を掲載する企画、その3です。
美術展の来場者が撮影した写真は、ガラスの反射などもあり良質な資料とは言えませんが、あえて撮影してきた雰囲気を楽しもうと思います。
上村松園「長夜」
(福田美術館、2019年の開館記念展で撮影)

上村松園の代表作のひとつであり有名作品ですが、福田美術館の所蔵品ということは、福田美術館の開館以前の画集などでは「個人蔵」みたいな扱いだったのでしょうか?
岸田劉生「村娘之図」
(嵯峨嵐山文華館、2020年の美術展「悲運の画家たち」で撮影)

岸田劉生の少女像といえば麗子ちゃんですが、これは麗子ちゃんではなく、麗子ちゃんの遊び相手、お松ちゃん。できたら麗子ちゃんが描かれた作品と並べて鑑賞してみたいですね。
岡本太郎「太陽の塔、アイデア・スケッチ」
(あべのハルカス美術館、2018年の美術展「太陽の塔展」で撮影)

太陽の塔の初期案のひとつ。縦に並ぶ多数の顔が印象的。実際に完成した形が最も良かったと思われますが、こちらの案を採用した完成品も観てみたい気がします。
長谷川潔「ジロスコープのある静物」
(京都国立近代美術館、2018年のコレクション展で撮影)

長谷川潔の静謐な銅版画が凄い好きなんですが、これは特に大好きな作品。しかし、深い意味がありそうですが、私には不明。(黒い部分が多い作品なので、撮影するとガラスの映り込みが他の写真より目立ちます。)
歌川国芳「絵馬 一つ家」
(名古屋市博物館、2019年の美術展「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」で撮影)

浅草寺に奉納された鬼気迫る巨大絵馬。描かれた内容は「一つ家」と呼ばれている鬼婆伝説。高い位置に展示してあったので、大きさの記憶が曖昧なんですが、あらためて調べてみると横幅3m以上あったそうです。この美術展は全てが撮影可能で、しかも出展数が多かった。なので、撮っていたらキリがないし、図録の購入を前もって決めていたこともあり、撮らないつもりでいたのですが、なぜかこの作品のみ撮影していた。
さて、過去の美術展の写真を掲載するこの企画は、美術館に行っていない間を埋める投稿とも言えるかもしれませんが、今後も続けてみようかと思います。
美術展の来場者が撮影した写真は、ガラスの反射などもあり良質な資料とは言えませんが、あえて撮影してきた雰囲気を楽しもうと思います。
上村松園「長夜」
(福田美術館、2019年の開館記念展で撮影)

上村松園の代表作のひとつであり有名作品ですが、福田美術館の所蔵品ということは、福田美術館の開館以前の画集などでは「個人蔵」みたいな扱いだったのでしょうか?
岸田劉生「村娘之図」
(嵯峨嵐山文華館、2020年の美術展「悲運の画家たち」で撮影)

岸田劉生の少女像といえば麗子ちゃんですが、これは麗子ちゃんではなく、麗子ちゃんの遊び相手、お松ちゃん。できたら麗子ちゃんが描かれた作品と並べて鑑賞してみたいですね。
岡本太郎「太陽の塔、アイデア・スケッチ」
(あべのハルカス美術館、2018年の美術展「太陽の塔展」で撮影)

太陽の塔の初期案のひとつ。縦に並ぶ多数の顔が印象的。実際に完成した形が最も良かったと思われますが、こちらの案を採用した完成品も観てみたい気がします。
長谷川潔「ジロスコープのある静物」
(京都国立近代美術館、2018年のコレクション展で撮影)

長谷川潔の静謐な銅版画が凄い好きなんですが、これは特に大好きな作品。しかし、深い意味がありそうですが、私には不明。(黒い部分が多い作品なので、撮影するとガラスの映り込みが他の写真より目立ちます。)
歌川国芳「絵馬 一つ家」
(名古屋市博物館、2019年の美術展「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」で撮影)

浅草寺に奉納された鬼気迫る巨大絵馬。描かれた内容は「一つ家」と呼ばれている鬼婆伝説。高い位置に展示してあったので、大きさの記憶が曖昧なんですが、あらためて調べてみると横幅3m以上あったそうです。この美術展は全てが撮影可能で、しかも出展数が多かった。なので、撮っていたらキリがないし、図録の購入を前もって決めていたこともあり、撮らないつもりでいたのですが、なぜかこの作品のみ撮影していた。
さて、過去の美術展の写真を掲載するこの企画は、美術館に行っていない間を埋める投稿とも言えるかもしれませんが、今後も続けてみようかと思います。