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エリオット・アーウィットの世界

何必館・京都現代美術館で開催中の
「エリオット・アーウィットの世界 Elliott Erwitt展」
へ行ってきました。

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写真家集団マグナムの一員でもあるエリオット・アーウィットの写真展。エリオット・アーウィットについては詳しく知らなかったのですが、この写真展のポスターにプリントされている作品を見るだけでも印象深く感じたので、訪れてみることにした。

何必館・京都現代美術館は、四条通りと花見小路の交差点の近くにあるビル。4階以外の5階までの各フロアが展示室になっていて、5階には日本的な中庭と茶室があります。この日は曇り空でしたが、5階フロアは晴れの日に訪れると気持ち良いかもしれません。

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上は開館前の写真なのでシャッターが閉じています。開館の10時ちょうどにシャッターが開きます。

私は開館時刻に入館して30分ほど滞在。その間に写真展の順路を2周。1周目は他の入館者に会いませんでしたが、2周目も数人を見かける程度。なので、かなり落ち着いて鑑賞できた。
( 記載した状況は、あくまでも私が入館していたときの様子。)

さて展示内容。

エリオット・アーウィットはフォトジャーナリストとしても活動していたので、ジョン・F・ケネディの葬儀でのジャクリーンなど歴史的に価値のある写真も少なくない。地下鉄から吹き上げる風でスカートを押さえるマリリン・モンローの写真もエリオット・アーウィットによるもので、その写真も展示。ロバート・キャパの墓にしがみつく母親の写真が特に印象に残った。

フォトジャーナリストとしての作品だけではなく、ユーモアや哀愁を感じる日常の写真もあり、それも感じの良いテイストを持っている。

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上の写真は、絵葉書を撮影。エリオット・アーウィットの絵葉書は、日常を写したような写真の組み合わせと犬が写っている写真の組み合わせの2種類のセットを販売。著名人が写った写真の絵葉書の販売はありません。

館内には、この写真展の記念出版となっている写真集が発売されています。見本を見てみましたが、この写真展の図録のような意味もある本だと思います。

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何必館・京都現代美術館で開催中の
「エリオット・アーウィットの世界 Elliott Erwitt展」
は、2023年1月29日まで。

なんとなく訪れておこうと思ったイベントですが、多くの方にオススメできる魅力的な写真展でした。

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