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新発見! 蕪村の「奥の細道図巻」

京都国立博物館で開催中の特集展示、
新発見! 蕪村の「奥の細道図巻」
を観てきました。

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与謝蕪村が、松尾芭蕉の「おくのほそ道」の全文を書写して、関連する絵を添えた「奥の細道図巻」は4件が現存していますが、新たに発見された5件目を初公開するイベントです。

特別展ではなく、所蔵品などを展示する名品ギャラリーの1部としての展示となっています。

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この日は特別展もなく、平日だった為と思われますが、館内の人出は少ない。奥の細道図巻のコーナーは、他のコーナーより人が少し多めに思ましたが、それでも人が多いとは言えない程度。すごい落ち着いて鑑賞できます。

( 記載した状況は、あくまでも私が入館していた頃の様子。)

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今まで知られていた奥の細道図巻を詳しくチェックしていたわけでは、ありませんが、与謝蕪村の俳画を観るのは好きなので、訪れておくことにした。やはり、俳画は観ていて楽しいよ。

京都国立博物館
新発見! 蕪村の「奥の細道図巻」
は、7月18日まで。

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もちろん、上記したコーナー以外の名品ギャラリーも観てきました。

「生誕420年 狩野探幽」のコーナーは、8面の襖絵や六曲一双の屏風など探幽の大作があり見応えあり。

特に面白いと思えたのは「中世の扇絵」というコーナー。美術展などで扇絵が展示されることは少なくないですが、扇絵だけを特集して展示する機会は多くない気がします。特に注目したのは、たくさんの扇絵を六曲一双の屏風に貼り付けた作品。これに張り付いた1つ1つが誰の絵かは分からないのですが、素晴らしい絵もいくつかあり、観ていて楽しい。

奥の細道図巻のコーナーと他のコーナーは展示期間が異なるので注意。

奥の細道図巻のコーナーを除く、
名品ギャラリーの現在の展示は、
7月24日まで。

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特別展が行われていない日でしたが、展示内容は、なかなか面白い内容で楽しかったのさ。

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