石本正 / 京都市京セラ美術館
昨日(4/14)は、
京都市京セラ美術館で開催中の
「生誕100年 回顧展 石本正」
へ行ってきました。

実を言うと、石本正(いしもとしょう1920〜2015)については、あまり知らなかったのですが、この回顧展のポスターにプリントされている女性の表情に強い存在感を感じたので、訪れておくことに。
石本正の作品の中でも特に有名な画題が舞妓。しかも舞妓の裸婦というパターンもあり、その場合は白粉の顔と日焼けしたような体の組み合わせが多い。舞妓が裸婦になっている作品群は、発表当時は画壇に衝撃を与えたそうで、今の時代でも「凄い攻めたアイディアだなぁ」と思えてしまいますが、舞妓を裸婦で描いた理由を調べてみると、衝撃的な話題性を狙ったわけではないようです。
( 舞妓は素肌を見せないので、舞妓を裸婦で描く場合は、ヌードモデルと舞妓を絵の中で組み合わせたものになっているらしい。)
この美術展の大きい見所は舞妓の作品群と思われますが、石本正はキャリア全体を通してみると、様々な画題を描いています。

上の写真は絵葉書を撮影。舞妓以外の画題の作品も興味深い。
風景画、動物画、植物画などなど。しかも、それぞれに面白味があるので、絵画鑑賞が好きな方は、かなり楽しめる美術展だと思います。

京都市京セラ美術館
「生誕100年 回顧展 石本正」
は、5月28日まで。
その後は、上記の美術館の近所、
京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスクで開催中の
「齋藤康一写真展 人物交差点」へ。
著名人から市井に生きる人々までをとらえてきた写真家の写真展。多数の著名人の写真の中から京都・関西ゆかりの人をはじめとする作品を展示。という企画だそうです。

上の写真に写っている告知ポスターにプリントされているのは、岡本太郎、安藤忠雄さん、三島由紀夫。
展示は他に黒澤明、丹下健三、東山魁夷、棟方志功など、名前を聞いただけでも「おおっ」と思ってしまう方の写真が多い。特別に考えて撮ったものではなく、自然の姿を撮ったものが多いそうですが、だからこそ貴重なショット。

京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク
「齋藤康一写真展 人物交差点」
は、4月16日まで。
京都市京セラ美術館で開催中の
「生誕100年 回顧展 石本正」
へ行ってきました。

実を言うと、石本正(いしもとしょう1920〜2015)については、あまり知らなかったのですが、この回顧展のポスターにプリントされている女性の表情に強い存在感を感じたので、訪れておくことに。
石本正の作品の中でも特に有名な画題が舞妓。しかも舞妓の裸婦というパターンもあり、その場合は白粉の顔と日焼けしたような体の組み合わせが多い。舞妓が裸婦になっている作品群は、発表当時は画壇に衝撃を与えたそうで、今の時代でも「凄い攻めたアイディアだなぁ」と思えてしまいますが、舞妓を裸婦で描いた理由を調べてみると、衝撃的な話題性を狙ったわけではないようです。
( 舞妓は素肌を見せないので、舞妓を裸婦で描く場合は、ヌードモデルと舞妓を絵の中で組み合わせたものになっているらしい。)
この美術展の大きい見所は舞妓の作品群と思われますが、石本正はキャリア全体を通してみると、様々な画題を描いています。

上の写真は絵葉書を撮影。舞妓以外の画題の作品も興味深い。
風景画、動物画、植物画などなど。しかも、それぞれに面白味があるので、絵画鑑賞が好きな方は、かなり楽しめる美術展だと思います。

京都市京セラ美術館
「生誕100年 回顧展 石本正」
は、5月28日まで。
その後は、上記の美術館の近所、
京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスクで開催中の
「齋藤康一写真展 人物交差点」へ。
著名人から市井に生きる人々までをとらえてきた写真家の写真展。多数の著名人の写真の中から京都・関西ゆかりの人をはじめとする作品を展示。という企画だそうです。

上の写真に写っている告知ポスターにプリントされているのは、岡本太郎、安藤忠雄さん、三島由紀夫。
展示は他に黒澤明、丹下健三、東山魁夷、棟方志功など、名前を聞いただけでも「おおっ」と思ってしまう方の写真が多い。特別に考えて撮ったものではなく、自然の姿を撮ったものが多いそうですが、だからこそ貴重なショット。

京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク
「齋藤康一写真展 人物交差点」
は、4月16日まで。
コメントの投稿
川端康成も贔屓だった画家ですね。
興味はあるのですが時間がない(笑)
この三島由紀夫の写真は雑誌で見たことがあります。
名刀「 関の孫六」ですね。
あの事件でも使われた刀です。
美術展最高!!!
興味はあるのですが時間がない(笑)
この三島由紀夫の写真は雑誌で見たことがあります。
名刀「 関の孫六」ですね。
あの事件でも使われた刀です。
美術展最高!!!
酔人婆爺さん
コメントありがとうございます。
石本正展は、解説に川端康成のことも出てきたりするので、興味深く鑑賞できました。
写真展。雑誌に掲載されたことがある、ということは、他の作品も有名な写真だったのかもしれませんが、やはり展示用のパネルで鑑賞できるのは、嬉しいですね。
酔人婆爺さんもまた京都市の美術館をユックリ回れる時間ができると良いですね。
コメントありがとうございます。
石本正展は、解説に川端康成のことも出てきたりするので、興味深く鑑賞できました。
写真展。雑誌に掲載されたことがある、ということは、他の作品も有名な写真だったのかもしれませんが、やはり展示用のパネルで鑑賞できるのは、嬉しいですね。
酔人婆爺さんもまた京都市の美術館をユックリ回れる時間ができると良いですね。