橋本関雪 生誕140周年 / 嵐山会場
昨日(4/21)は
今、開催中の美術展
「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画」
へ行ってきました。
橋本関雪の回顧展。3館の共同開催となりますが、今回は嵐山会場となる福田美術館と嵯峨嵐山文華館の2館に訪れました。

東山会場となる白沙村荘橋本関雪記念館には、今の時点では訪れていないので、ここに記載する内容は、嵐山会場を訪れて分かる範囲のこととなります。
昼頃に入館したのですが、平日の為か、館内は落ち着いた人出でした。
( 記載した状況は、あくまでも私が入館していたときの様子。)

上の写真が嵐山の第1会場、
福田美術館。
下の写真が嵐山の第2会場、
嵯峨嵐山文華館。

福田美術館の所蔵作品は初公開作品も含まれています。共同開催の白沙村荘橋本関雪記念館の所蔵品も嵐山会場に多く出品され、それ以外の美術館の作品も多い。衆議院の議長室に掛けられている「香妃戎装」という作品も展示されています。
個人蔵の作品も多く出品なので、貴重な機会かも。しかも、ほとんどが写真撮影OKでした。
これはベタな意見ですが、関雪といえば私は猿が描かれた作品が好きなんです。テナガザルを描いた作品が前期の時点では福田美術館で2点。テナガザル以外の猿が描かれた作品も数点あります。図録を見る限りでは、嵐山会場の後期や東山会場を合わせると、他にも猿の作品が出展予定みたいです。

図録(上の写真)の表紙にプリントされた作品は、テナガザルが描かれた作品の中でも特に有名な作品ですね。これは嵐山会場2館の出品リストには記載されていないので、東山会場で展示らしいです。
( 図録は3館共通です。)
もちろん猿以外も見応えあり。全体的に大きいサイズの作品が多いこともあり、美術展の見応えはかなり大きいと思います。しかも関雪は多様な画題を残しているので、展示品の全体を通すと、かなり楽しい。

福田美術館では展示室で小督塚(上の写真)を紹介しています。小督塚は、高倉天皇に愛されていた小督局が隠れ棲んだ場所で、関雪はここを訪れて漢詩を作ったそうです。福田美術館の入り口の左側にあるのが小督塚ですが、福田美術館へは何度も訪れたので、その存在は知っていました。なんと、関雪ゆかりの地でもあるんですね。
橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画
嵐山会場(福田美術館&嵯峨嵐山文華館)
前期は5月29日まで。
後期は5月31日〜7月3日。
東山会場(白沙村荘橋本関雪記念館)
前期は5月30日まで。
後期は6月1日〜7月3日。

今回は嵐山会場に行きましたが、東山会場となる白沙村荘橋本関雪記念館にも近いうちに訪れたい。図録を見る限りでは、嵐山会場の後期、そして東山会場も期待大なのさ。
今、開催中の美術展
「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画」
へ行ってきました。
橋本関雪の回顧展。3館の共同開催となりますが、今回は嵐山会場となる福田美術館と嵯峨嵐山文華館の2館に訪れました。

東山会場となる白沙村荘橋本関雪記念館には、今の時点では訪れていないので、ここに記載する内容は、嵐山会場を訪れて分かる範囲のこととなります。
昼頃に入館したのですが、平日の為か、館内は落ち着いた人出でした。
( 記載した状況は、あくまでも私が入館していたときの様子。)

上の写真が嵐山の第1会場、
福田美術館。
下の写真が嵐山の第2会場、
嵯峨嵐山文華館。

福田美術館の所蔵作品は初公開作品も含まれています。共同開催の白沙村荘橋本関雪記念館の所蔵品も嵐山会場に多く出品され、それ以外の美術館の作品も多い。衆議院の議長室に掛けられている「香妃戎装」という作品も展示されています。
個人蔵の作品も多く出品なので、貴重な機会かも。しかも、ほとんどが写真撮影OKでした。
これはベタな意見ですが、関雪といえば私は猿が描かれた作品が好きなんです。テナガザルを描いた作品が前期の時点では福田美術館で2点。テナガザル以外の猿が描かれた作品も数点あります。図録を見る限りでは、嵐山会場の後期や東山会場を合わせると、他にも猿の作品が出展予定みたいです。

図録(上の写真)の表紙にプリントされた作品は、テナガザルが描かれた作品の中でも特に有名な作品ですね。これは嵐山会場2館の出品リストには記載されていないので、東山会場で展示らしいです。
( 図録は3館共通です。)
もちろん猿以外も見応えあり。全体的に大きいサイズの作品が多いこともあり、美術展の見応えはかなり大きいと思います。しかも関雪は多様な画題を残しているので、展示品の全体を通すと、かなり楽しい。

福田美術館では展示室で小督塚(上の写真)を紹介しています。小督塚は、高倉天皇に愛されていた小督局が隠れ棲んだ場所で、関雪はここを訪れて漢詩を作ったそうです。福田美術館の入り口の左側にあるのが小督塚ですが、福田美術館へは何度も訪れたので、その存在は知っていました。なんと、関雪ゆかりの地でもあるんですね。
橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU -入神の技・非凡の画
嵐山会場(福田美術館&嵯峨嵐山文華館)
前期は5月29日まで。
後期は5月31日〜7月3日。
東山会場(白沙村荘橋本関雪記念館)
前期は5月30日まで。
後期は6月1日〜7月3日。

今回は嵐山会場に行きましたが、東山会場となる白沙村荘橋本関雪記念館にも近いうちに訪れたい。図録を見る限りでは、嵐山会場の後期、そして東山会場も期待大なのさ。
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関雪は本当に素晴らしい画家でした。
図録も期待大ですね。
とても楽しみです。
今後の続報も楽しみにしています。
関雪最高!!!
図録も期待大ですね。
とても楽しみです。
今後の続報も楽しみにしています。
関雪最高!!!
酔人婆爺さん
コメントありがとうございます。
今回の展示品を見て
あらためて関雪の凄さや多彩さを
感じました。
会場が東山と嵐山に分かれているので
遠方からの参加は大変ですが
酔人婆爺さんも来場できると
いいですね。
コメントありがとうございます。
今回の展示品を見て
あらためて関雪の凄さや多彩さを
感じました。
会場が東山と嵐山に分かれているので
遠方からの参加は大変ですが
酔人婆爺さんも来場できると
いいですね。