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藤田嗣治展 / 山王美術館

大阪の山王美術館で開催中の
「渡仏から110年 藤田嗣治展」
へ行ってきました。

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山王美術館へは初めて訪れます。山王美術館といえばホテルの中で開館している美術館と聞いていましたが、なんと、去年(2022年)独立した建物に移転していたそうです。

下の写真の中央の建物が山王美術館。5階建てビルで、受付は1階。3階から5階の3フロアが展示室です。

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もよりの駅はJR環状線・京橋駅。京橋駅と美術館の間に川がありますが、京橋駅の西口から続く連絡通路(下の写真)を渡れば、すぐです。

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下の写真が、美術館の建物の入り口。

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館内でカフェは営業していませんが、物販コーナーの奥に長椅子があり、無料のコーヒーをセルフで入れて飲むことができます。

さて、本題。

今回の美術展は、藤田嗣治の作品54点が展示されていますが、全て山王美術館のコレクションだそうです。渡仏前に描かれた初公開の作品も展示されています。

初期の作品に焦点をあて、藤田の画風確立の変遷をたどる回顧展だそうですが、戦後に描かれた作品も展示。展示物の約半数が戦後の作品となります。

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戦後に描かれた子供像は、現実の人間ではないような独特の味があって私は以前から興味をもっているのですが、子供像は多めにコレクションされています。下の写真は、絵葉書の中から2点の子供像を撮影。

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絵葉書の物販は子供像が多めのラインナップとなっています。もしかして子供像を注目している人が多いのか?

私は「室内(アトリエ)」という作品が気に入りました。こういう作品は、ながながと観てしまいます。下の写真は「室内(アトリエ)」の絵葉書。

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展示順路には「戦時下のなかで」と題されたコーナーもありますが、戦争画の展示はありません。しかし、キャリアのほぼ全てに近いようなラインナップなので、注目の美術展かも。

山王美術館
「渡仏から110年 藤田嗣治展」
は、7月31日まで。

コメントの投稿

非公開コメント

彼の子供像は卵に目鼻を付けたようなツルッとした感覚が素敵♪
独特な感覚がありますよね。
この美術展は知りませんでした。
ハルカス「絵金」とWヘッダーで行ければエエんですが。

藤田最高!!!

酔人婆爺さん
コメントありがとうございます。

大阪を訪れる機会ができたら、ぜひこちらも訪れてほしいです。

藤田嗣治の作品を全て展示ということなので、貴重な機会かもしれません。
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